クライアントが売上を増大するために、フォアサイトがどのように取り組むのかをご説明します。
 

チームの考え方

本来、企業業績を高めるためのプロジェクトは企業内で実施するのが最適だとは思います。それは自分の会社を発展させるのは、その会社の従業員であるはずだからです。ところが、企業はそれまでの歴史の積み重ねと目の前にある事業の発展を考えてきたため、世の中の変化、顧客の変化を取り入れることが出来ないために、大きく成長することができない。そのため、対象顧客や市場や自社の事業体制を客観的に評価できる外部の力が必要になるのです。
 
フォアサイトの取り組みは大きく分けて2通りあります。1つ目は、私たちとクライアントのメンバーが一緒にプロジェクトチームを結成して、問題解決に取り組む方法で、一般的なコンサルティング会社が取り組む方法です。2つ目は、クライアントにチームを結成してもらい、私たちがアドバイザーとしてクライアントのプロジェクトチームに参加するのです。近年は、この2つ目の取組みが多く行われています。それは、情報収集や分析、また論理的に重要課題を発見し解決法を導き出す主体者はクライアントであって、私たちは定期ミーティングにおいて、それらの問題解決作業の進め方や考え方に対してアドバイスを行うのです。それらの活動で、質の担保を行うだけでなくクライアントメンバーに問題解決能力を身につけてもらうことが出来ます。もちろん、費用も少なくなるため人気があるのだと思います。
 
どちらの方式をとるにしても、この少数のクライアントのチームメンバーが将来その会社を支える「7人の侍」となるべく、共同作業の中で事実を客観的に評価するための分析方法や、重要な考え方についても理解してもらい実力レベルまで昇華してもらうのです。
 
更に、そのチームメンバーを中心として取り組みを確実に実現させていくため、会社のトップや役員、主要メンバー、また現場の人へも共通の認識を持ってもらうべく、チームメンバーが積極的にコミュニケーションをはかり、仲間作りを行っていきます。
 
 

プロジェクトを通じたメンバーの育成

私たちが目指すところは、「企業の業績を継続的に向上させ続ける」ことにあります。
そのためにはクライアント自身が、プロジェクト終了後も絶えず変化する世の中の状況に対応していく能力と考え方を構築することが何より重要となります。
 
私たちの成果物は、ただの報告資料だけではありません。チームメンバーとなった人たちとの共同作業により、メンバーの問題解決能力の構築を目指しています。
 
問題解決能力とは、企業業績や部門業績を高めるために必要な考え方、情報収集法、分析法、帰納法・MECE・演繹法など問題解決に必要なロジック、プレゼンテーション、リーダーシップや人を巻込む方法であり、問題解決アプローチの習熟と人間力を高める方法です。