私は今の職場(官公庁)に就職後、15年以上、同じ部署(建設部門)で公共工事の発注にかかわる仕事をしていました。現在の部署(教育委員会)に出向後、学校の施設整備にかかわる仕事をしていたのですが、自分のやっていることは、現場が求めていることに必ずしも応えていないという事実に直面しました。ただやみくもに頑張っても状況が変わらず、これまでの仕事の進め方や考え方を根本的に見直さなくてはいけないと強く感じたことから、本講座の受講を決めました。
仕事がうまくいかない状況に陥ったときに、そもそもの原因が分からずに「思い込み」や「指示されたから」でとにかく仕事を進めてしまい、結局また同じことを繰り返すという、いわゆる「ど壷(つぼ)にはまっている」状況になり、そこから抜け出すためにも、問題の根本的な原因を発見し、解決策を導き出すまでの正しい考え方を身につける必要がありました。
本講座を受講する前は、「顧客は誰なのか」「業績を上げるにはどうすればよいか」を自分に問うという考え方をしていませんでした。「業績を上げる」ことについて、民間の会社であれば売上を上げるということになり、そのためにどうするかということになりますが、公務員の場合は「最少の経費で最大の効果をあげる」というかなり抽象的な表現になってしまいます。
本講座を受講したことにより、「税収を上げるにはどうしたらよいか」であるとか、私の仕事であれば、顧客(施設利用者)が何を求めているか情報収集やインタビューであたりづけをする→(例えば)老朽化した施設でも、トイレなど水回りをきれいにすると顧客の満足度が上がるということがわかる→厳しい財政状況で、どうすれば水回りをきれいにできるか考える→実現すると顧客の満足度が上がる(成果が上がる)といったように、ものごとを具体的に順序立てて考えられるようになりました。
こうした考え方は「自己流」で頑張ったとしても、決して身につくことはなかったと思います。
まず、齋藤先生や竹内先生のすごい分析や、自分では絶対に思いつかない着眼点が講義の中でいくつも出てきて、とにかく自分の考え方との「差」に気づきます。そして演習のなかで、なぜこんなに差があるのか、何が足りなかったのか理由を考えて、そこから、また「少し違っていた」とか、「今回は正しかった」と考えるきっかけをもらえます。
本講座は受講期間が1年間あり、先生の考え方と比較をしながら、「なぜ」を何回も自分に問いかけて振り返ることで、本質的な問題にたどり着く力が訓練されていくのだと思います。また、必ず(チャートを書く、文章を書くといった)手を動かすことの重要性に触れていることも、この講座の大きなポイントだと言えます。
「売上を上げる」仕事の人はもちろんですが、どんな仕事でも「顧客」が存在して、そこから業績や成果をどう上げるか考えていくことは同じだと思います。そういう意味で職種は関係なく、考え方や方法が分からず、これまでの仕事のやり方に限界を感じている人は取り組む価値が大いにあると思います。
私は今の職場(官公庁)に就職後、15年以上、同じ部署(建設部門)で公共工事の発注にかかわる仕事をしていました。現在の部署(教育委員会)に出向後、学校の施設整備にかかわる仕事をしていたのですが、自分のやっていることは、現場が求めていることに必ずしも応えていないという事実に直面しました。ただやみくもに頑張っても状況が変わらず、これまでの仕事の進め方や考え方を根本的に見直さなくてはいけないと強く感じたことから、本講座の受講を決めました。
そこから抜け出すためにも、正しい考え方を身につける必要がありました
仕事がうまくいかない状況に陥ったときに、そもそもの原因が分からずに「思い込み」や「指示されたから」でとにかく仕事を進めてしまい、結局また同じことを繰り返すという、いわゆる「ど壷(つぼ)にはまっている」状況になり、そこから抜け出すためにも、問題の根本的な原因を発見し、解決策を導き出すまでの正しい考え方を身につける必要がありました。
本講座を受講する前は、「顧客は誰なのか」「業績を上げるにはどうすればよいか」を自分に問うという考え方をしていませんでした。「業績を上げる」ことについて、民間の会社であれば売上を上げるということになり、そのためにどうするかということになりますが、公務員の場合は「最少の経費で最大の効果をあげる」というかなり抽象的な表現になってしまいます。
本講座を受講したことにより、「税収を上げるにはどうしたらよいか」であるとか、私の仕事であれば、顧客(施設利用者)が何を求めているか情報収集やインタビューであたりづけをする→(例えば)老朽化した施設でも、トイレなど水回りをきれいにすると顧客の満足度が上がるということがわかる→厳しい財政状況で、どうすれば水回りをきれいにできるか考える→実現すると顧客の満足度が上がる(成果が上がる)といったように、ものごとを具体的に順序立てて考えられるようになりました。
こうした考え方は「自己流」で頑張ったとしても、決して身につくことはなかったと思います。
まず、齋藤先生や竹内先生のすごい分析や、自分では絶対に思いつかない着眼点が講義の中でいくつも出てきて、とにかく自分の考え方との「差」に気づきます。そして演習のなかで、なぜこんなに差があるのか、何が足りなかったのか理由を考えて、そこから、また「少し違っていた」とか、「今回は正しかった」と考えるきっかけをもらえます。
本講座は受講期間が1年間あり、先生の考え方と比較をしながら、「なぜ」を何回も自分に問いかけて振り返ることで、本質的な問題にたどり着く力が訓練されていくのだと思います。また、必ず(チャートを書く、文章を書くといった)手を動かすことの重要性に触れていることも、この講座の大きなポイントだと言えます。
「売上を上げる」仕事の人はもちろんですが、どんな仕事でも「顧客」が存在して、そこから業績や成果をどう上げるか考えていくことは同じだと思います。そういう意味で職種は関係なく、考え方や方法が分からず、これまでの仕事のやり方に限界を感じている人は取り組む価値が大いにあると思います。