私は総合商社勤務に勤務して30年弱となりますが、入社5年目から国内外の事業投資管理を担当しており、30歳半ば頃に事業会社に役員として出向しました。出向した会社は、買収直後の元オーナー企業。創業50年程で、当時の売上高は36億円で従業員50名程度の食品添加物製造会社でしたが、2代目オーナーの引退に合わせて、私が担当して事業譲渡を実行した直後でした。私が総合商社を就職先に選んだのも、事業投資・事業経営に関わりたいとの動機で、首尾よく願いが叶った形とはなったものの、出向先で戦略策定から始まり人事・ITシステム等々、これまで全く未経験の課題ばかりで戸惑うばかり。こうした状況で、少しでも事業経営の基礎を学ぼうと受講したのがBOND MBAプログラムでした。この日本語講義での補助教材の一つとして齋藤先生による問題解決をテーマとした講義映像が5時間程あり、直接に齋藤先生の指導を受ける機会はありませんでしたが、齋藤先生がコテコテの関西弁で繰り出す非常に鋭いアドバイスに深く魅了されました。今でも齋藤先生の「本質的な問題発見をしないと、解決しないんですよね」の決めセリフが耳に残っています。
やがて無事にMBAは修了しましたが、修了後も齋藤先生の講義映像(MBA指定外も含めて計20時間分)だけはポッドキャストに入れて通勤途上で繰り返し視聴しておりました。その後、問題解決塾立ち上げの告知をFacebookで拝見し、「ナマの齋藤先生の講義が聞けるのなら、ぜひとも参加せねば!」と、すぐに参加表明・手続きしました。
参加された方々は個性派揃いで業界もファッション業界、建設業界、テレビ業界、IT業界と様々で、4ヶ月間にわたる毎週の討議は大変に刺激的でした。4ヶ月間の講義の約半分はチャートなどを活用したロジカルシンキングの習得ですが、他にも重要テーマとして情報の収集法、実行段階でのヒトの巻き込み方についても訓練いただきました。特に、情報収集については、顧客へのインタビュー方法など、すぐにでも実戦で役に立つ内容です。
また、問題解決のテーマとして、各参加者が実際の業務で抱えているリアルな課題をテーマに自身でチャート分析などを通して解決法を考えた上で、齋藤先生や参加者からの意見をいただく形をとりましたが、当事者自身が直面しているナマの課題だけに非常に迫力のある討議となる一方、案外当事者が見落としている視点で指摘を受けるなど、多くの気づきを得ることができました。受講後、私は問題解決塾で学んだ問題分析を実務に応用しておりますが、これまで「もやっ」と感じていた問題が、より明確に言語化され、解決への糸口を考えやすくなりました。ただ、やはり未だに自分自身で作る分析資料はやたら長くなる傾向がありますし(講義中にも、齋藤先生から「説明、長いな~ぁっ」とお叱りを受けました)、問題解決の実行段階としてヒトを巻き込むのは、まだまだ訓練が必要のようです。やはり、問題解決を使いこなすには長い長い実戦訓練が必要なのだろうと思います。
この問題解決塾で一緒に学んだ仲間を得た事も大きな成果ですが、またこれをきっかけに齋藤先生が主宰される様々なイベントを通じて、より大きな仲間たちと知り合える機会を得たことは何よりも替え難い財産だと思います。問題解決の仲間の一人として、今後も共に学び合っていきたいと願っております。
私は総合商社勤務に勤務して30年弱となりますが、入社5年目から国内外の事業投資管理を担当しており、30歳半ば頃に事業会社に役員として出向しました。出向した会社は、買収直後の元オーナー企業。創業50年程で、当時の売上高は36億円で従業員50名程度の食品添加物製造会社でしたが、2代目オーナーの引退に合わせて、私が担当して事業譲渡を実行した直後でした。私が総合商社を就職先に選んだのも、事業投資・事業経営に関わりたいとの動機で、首尾よく願いが叶った形とはなったものの、出向先で戦略策定から始まり人事・ITシステム等々、これまで全く未経験の課題ばかりで戸惑うばかり。こうした状況で、少しでも事業経営の基礎を学ぼうと受講したのがBOND MBAプログラムでした。この日本語講義での補助教材の一つとして齋藤先生による問題解決をテーマとした講義映像が5時間程あり、直接に齋藤先生の指導を受ける機会はありませんでしたが、齋藤先生がコテコテの関西弁で繰り出す非常に鋭いアドバイスに深く魅了されました。今でも齋藤先生の「本質的な問題発見をしないと、解決しないんですよね」の決めセリフが耳に残っています。
やがて無事にMBAは修了しましたが、修了後も齋藤先生の講義映像(MBA指定外も含めて計20時間分)だけはポッドキャストに入れて通勤途上で繰り返し視聴しておりました。その後、問題解決塾立ち上げの告知をFacebookで拝見し、「ナマの齋藤先生の講義が聞けるのなら、ぜひとも参加せねば!」と、すぐに参加表明・手続きしました。
参加された方々は個性派揃いで業界もファッション業界、建設業界、テレビ業界、IT業界と様々で、4ヶ月間にわたる毎週の討議は大変に刺激的でした。4ヶ月間の講義の約半分はチャートなどを活用したロジカルシンキングの習得ですが、他にも重要テーマとして情報の収集法、実行段階でのヒトの巻き込み方についても訓練いただきました。特に、情報収集については、顧客へのインタビュー方法など、すぐにでも実戦で役に立つ内容です。
また、問題解決のテーマとして、各参加者が実際の業務で抱えているリアルな課題をテーマに自身でチャート分析などを通して解決法を考えた上で、齋藤先生や参加者からの意見をいただく形をとりましたが、当事者自身が直面しているナマの課題だけに非常に迫力のある討議となる一方、案外当事者が見落としている視点で指摘を受けるなど、多くの気づきを得ることができました。受講後、私は問題解決塾で学んだ問題分析を実務に応用しておりますが、これまで「もやっ」と感じていた問題が、より明確に言語化され、解決への糸口を考えやすくなりました。ただ、やはり未だに自分自身で作る分析資料はやたら長くなる傾向がありますし(講義中にも、齋藤先生から「説明、長いな~ぁっ」とお叱りを受けました)、問題解決の実行段階としてヒトを巻き込むのは、まだまだ訓練が必要のようです。やはり、問題解決を使いこなすには長い長い実戦訓練が必要なのだろうと思います。
この問題解決塾で一緒に学んだ仲間を得た事も大きな成果ですが、またこれをきっかけに齋藤先生が主宰される様々なイベントを通じて、より大きな仲間たちと知り合える機会を得たことは何よりも替え難い財産だと思います。問題解決の仲間の一人として、今後も共に学び合っていきたいと願っております。