株式会社を運営し利益は出しているものの今後どのように会社を発展させていていけばよいのか暗中模索の毎日
-受講されたきっかけ・動機は何でしょうか?

齋藤先生は大学(国際基督教大学)の大先輩で、同窓会の理事やその他様々な会でお世話になりました。
私は、カイロプラクティック治療院(HPはこちら)を運営して20年になり、株式会社として運営し、スタッフ10人を抱える身です。利益は出しているものの、今後どのように会社を発展させていていけばよいのか、暗中模索の毎日でした。そんなある日、Facebookの齋藤先生の投稿で問題解決塾の存在を知り、申し込みをいたしました。

自分が問題解決の思考やスキルを身につければ、周りのためになる
-受講内容で良かったのは、どのような点でしょうか?

毎週3時間の講義と課題の提出は、正直、大変ではありました。でも、齋藤先生から直接講義を受けることで、問題解決の考え方はもちろん、人を大切にする温かさも感じつつ、面白いトークに毎回引き込まれ、あっという間に受講を終えました。自分が問題解決の思考やスキルを身につければ、周りの方のためになるという確信のもと、同じ2期生のみなさん、竹内先生はじめ、スタッフのみなさま、第1期の先輩のみなさまからご支援いただき、進めることができました。

自分だけで問題を見つけて解決するのでなくスタッフも巻き込んでの問題解決思考を基本の思考方式として採用した結果、様々な変化が現れた
-受講後にご自身の考え方や生活にどのような変化がありましたか?

受講前までは、自社で問題が見つかったら対策できる順に解決を図ってきましたが、受講後は、表面的な問題は把握に努め、真の問題はどこにあるのかを根本的に見つめ、対策することができるようになりました。具体的には、自分だけで問題を見つけて解決するのでなく、スタッフも巻き込んでの問題解決思考を当社の基本の思考方式として採用しました。その結果、次の変化がうまれました。
  
1)治療院業界、健康業界の傾向にアンテナを貼るようになりました。
同業種の傾向について、常にグラフ化するようになり、自社の立ち位置を客観的に把握できるようになりました。
  
2)自社の業績の把握
受講前は、自社の業績を3年分ぐらいでしか把握していませんでしたが、受講後は、自社の業績を10年単位でも見るようになりました。様々なスパンで見ることで、自社のこれまで、現在、今後が見えやすくなりました。
  
3)バリューチェーンとインタビュー
当社のバリューチェーンを見直しつつ、クライアントやスタッフにインタビューを重ね、どこに問題点やニーズがあるかを探るようになるのが当たり前になりました。受講前までは、仕事でスタッフにミスが起こると逐一指導をすることしかできていませんでしたが、受講後は、スタッフのミスが続くようなことがあれば、スタッフ自らに独自にバリューチェーンを作ってもらい、それをスタッフ全員で問題点を探り、改善案を考えるようになりました。
  
4)新しいセグメントの創出
当社の理念、カイロプラクターとしてのミッション、自分たちのできること、クライアントからのニーズを総合的に捉え、当社がクライアントの健康に寄与する分野として、赤ちゃんや子どもに焦点を置くようになったことで、赤ちゃんの頭のゆがみや夜泣き、学生の起立性調節障害といったセグメントを創出することができ、そのクライアントに応じた問診表の作成やビデオの作成など、顧客ごとのバリューチェンをつくることで、信頼感が芽生え、継続率も高まるようになりました。
  
5)コロナ時代への迅速な適応
日本で阿部首相から「緊急事態宣言」が出された2020年4月7日よりも前に情報を察知し、世界の情勢の把握に努め、弁護士と相談し、保健所に連絡し、3月17日にはクライアント向けに当院の対策についてホームページで方針を示すことができました。
     
他院は感染予防対策のアピールのみに終始していましたが、当院では当初から、①安全性(感染予防対策をしての運営)、②合法性(都からの自粛要請の対象に整体院が入っていない・弁護士とも相談の上、開院継続決定)、③必要性(免疫力をアップさせることで、感染、及び重症化予防対策)を多角的にPRすることで、クライアントから安心、信頼、そして必要と感じて来院を促すことができました。アフターコロナ(コロナ時代)の方針として、NEW NORMAL(新しい日常)という言葉を作り、NEW RULE(新しいルール)を読み解き、NEW ACTION(新しい行動)につなげています。
    
当社の考える治療院業界にとってのNew Normalとは、①No 三密、②オンラインサービス、③免疫力アップです。具体的には、これまでクライアント向けに、院内で健康教室を行ってきましたが30人程度でした。コロナの影響は少なくとも2年、長ければ5年と捉え、Youtubeでのオンライン健康教室に切り替えました。結果的に300回視聴とこれまでの10倍以上の方に情報を届けることができるようになりました。その配信をきっかけに、同じく三鷹の探究学舎という小学生向けの塾代表の宝槻 泰伸氏とコラボして、探究学舎のYouTube Liveで「免疫」についてコラボトークし、1週間で再生回数4,000回越えとなりました。これまでの100倍の方に情報を届けることができるようになりました。この時期だからこそ、カイロプラクターとしての専門家を活かして、全国のみなさんにシリーズ化お届けしていく予定です。
   
加えて、当院では、PCR検査、抗体検査はしていませんが、病院と提携を結び、受託という形で免疫力を計測することのできるオリジナルの血液検査項目(自己採血)のサービスを設け、既に100名以上に実施し、希望者には毎日の食生活を記録してアドバイスするサービスを2020年5月から実験的に開始し、既にクライアントから喜ばれているので、益々力を入れていくことになりました。
  
免疫には、栄養、運動、睡眠、精神、神経(姿勢)のバランスが必要ですが、オンラインで行えるという意味で、これまでの対面サービスだったのが、新しいセグメントを見出し、マーケティング上で新規クライアントの獲得もサービスにおいても、オンライン上で行えるという画期的な展開をしています。ビフォーコロナから進めてきた準備ではありますが、問題解決思考によって、アフターコロナにおいてもクライアントのニーズを探り、業界の傾向を読み、当社のバリューを活かし、みなさんのお役に立てるのではないかと期待しております。 また、こうした取り組みや思考法を治療院業界のみなさんにも語ってほしいとオファーを受け、BtoBの需要も高まっております。
  
最後に、問題解決は実践によって磨かれるもので、私もまだまだ途上の身ではありますが、既にアフターコロナにおいてもその価値を遺憾なく発揮しております。結局のところ、当社が顧客のためにどんなサービスをより良く提供できるのか、その決断に確信を持ち、迅速に、分かりやすく伝えることができるようになったということだと思います。時代は変わっても、問題解決の思考は変わらずに活用できます。時代の変化と共に、問題や困難が起きても、適応することができる最適な解決法を見出せ、クライアント、スタッフに喜んでもらえる取り組みをすることができると確信しております。

時代の変化と共に、問題や困難が起きても適応することができる最適な解決法を見出せるのが問題解決の思考

問題解決塾 卒業生
株式会社Health Education代表取締役,
ファミリーカイロプラクティック
三鷹院院長 HPはこちら
佃隆さん
株式会社を運営し利益は出しているものの、今後どのように会社を発展させていていけばよいのか暗中模索の毎日
-受講されたきっかけ・動機は何でしょうか?

齋藤先生は大学(国際基督教大学)の大先輩で、同窓会の理事やその他様々な会でお世話になりました。
私は、カイロプラクティック治療院を運営して20年になり、株式会社として運営し、スタッフ10人を抱える身です。利益は出しているものの、今後どのように会社を発展させていていけばよいのか、暗中模索の毎日でした。そんなある日、Facebookの齋藤先生の投稿で問題解決塾の存在を知り、申し込みをいたしました。

自分が問題解決の思考やスキルを身につければ、周りのためになる
-受講内容で良かったのは、どのような点でしょうか?

毎週3時間の講義と課題の提出は、正直、大変ではありました。でも、齋藤先生から直接講義を受けることで、問題解決の考え方はもちろん、人を大切にする温かさも感じつつ、面白いトークに毎回引き込まれ、あっという間に受講を終えました。自分が問題解決の思考やスキルを身につければ、周りの方のためになるという確信のもと、同じ2期生のみなさん、竹内先生はじめ、スタッフのみなさま、第1期の先輩のみなさまからご支援いただき、進めることができました。

自分だけで問題を見つけて解決するのでなく、スタッフも巻き込んでの問題解決思考を基本の思考方式として採用した結果、様々な変化が現れた
-受講後にご自身の考え方や生活にどのような変化がありましたか?

受講前までは、自社で問題が見つかったら対策できる順に解決を図ってきましたが、受講後は、表面的な問題は把握に努め、真の問題はどこにあるのかを根本的に見つめ、対策することができるようになりました。具体的には、自分だけで問題を見つけて解決するのでなく、スタッフも巻き込んでの問題解決思考を当社の基本の思考方式として採用しました。その結果、次の変化がうまれました。

1)治療院業界、健康業界の傾向にアンテナを貼るようになりました。
同業種の傾向について、常にグラフ化するようになり、自社の立ち位置を客観的に把握できるようになりました。

2)自社の業績の把握
受講前は、自社の業績を3年分ぐらいでしか把握していませんでしたが、受講後は、自社の業績を10年単位でも見るようになりました。様々なスパンで見ることで、自社のこれまで、現在、今後が見えやすくなりました。

3)バリューチェーンとインタビュー
当社のバリューチェーンを見直しつつ、クライアントやスタッフからインタビューを重ね、どこに問題点やニーズがあるかを探るようになるのが当たり前になりました。受講前までは、仕事でスタッフにミスが起こると逐一指導をすることしかできていませんでしたが、受講後は、スタッフのミスが続くようなことがあれば、スタッフ自らに独自にバリューチェーンを作ってもらい、それをスタッフ全員で問題点を探り、改善案を考えるようになりました。

4)新しいセグメントの創出
当社の理念、カイロプラクターとしてのミッション、自分たちのできること、クライアントからのニーズを総合的に捉え、当社がクライアントの健康に寄与する分野として、赤ちゃんや子どもに焦点を置くようになったことで、赤ちゃんの頭のゆがみや夜泣き、学生の起立性調節障害といったセグメントを創出することができ、そのクライアントに応じた問診表の作成やビデオの作成など、顧客ごとのバリューチェンをつくることで、信頼感が芽生え、継続率も高まるようになりました。

5)コロナ時代への迅速な適応
日本で阿部首相から「緊急事態宣言」が出された2020年4月7日よりも前に情報を察知し、世界の情勢の把握に努め、弁護士と相談し、保健所に連絡し、3月17日にはクライアント向けに当院の対策についてホームページで方針を示すことができました。
   
他院は感染予防対策のアピールのみに終始していましたが、当院では当初から、①安全性(感染予防対策をしての運営)、②合法性(都からの自粛要請の対象に整体院が入っていない・弁護士とも相談の上、開院継続決定)、③必要性(免疫力をアップさせることで、感染、及び重症化予防対策)を多角的にPRすることで、クライアントから安心、信頼、そして必要と感じて来院を促すことができました。アフターコロナ(コロナ時代)の方針として、NEW NORMAL(新しい日常)という言葉を作り、NEW RULE(新しいルール)を読み解き、NEW ACTION(新しい行動)につなげています。
  
当社の考える治療院業界にとってのNew Normalとは、①No 三密、②オンラインサービス、③免疫力アップです。具体的には、これまでクライアント向けに、院内で健康教室を行ってきましたが30人程度でした。コロナの影響は少なくとも2年、長ければ5年と捉え、Youtubeでのオンライン健康教室に切り替えました。結果的に300回視聴とこれまでの10倍以上の方に情報を届けることができるようになりました。その配信をきっかけに、同じく三鷹の探究学舎という小学生向けの塾代表の宝槻 泰伸氏とコラボして、探究学舎のYouTube Liveで「免疫」についてコラボトークし、1週間で再生回数4,000回越えとなりました。これまでの100倍の方に情報を届けることができるようになりました。この時期だからこそ、カイロプラクターとしての専門家を活かして、全国のみなさんにシリーズ化お届けしていく予定です。
  
加えて、当院では、PCR検査、抗体検査はしていませんが、病院と提携を結び、受託という形で免疫力を計測することのできるオリジナルの血液検査項目(自己採血)のサービスを設け、既に100名以上に実施し、希望者には毎日の食生活を記録してアドバイスするサービスを2020年5月から実験的に開始し、既にクライアントから喜ばれているので、益々力を入れていくことになりました。
  
免疫には、栄養、運動、睡眠、精神、神経(姿勢)のバランスが必要ですが、オンラインで行えるという意味で、これまでの対面サービスだったのが、新しいセグメントを見出し、マーケティング上で新規クライアントの獲得もサービスにおいても、オンライン上で行えるという画期的な展開をしています。ビフォーコロナから進めてきた準備ではありますが、問題解決思考によって、アフターコロナにおいてもクライアントのニーズを探り、業界の傾向を読み、当社のバリューを活かし、みなさんのお役に立てるのではないかと期待しております。 また、こうした取り組みや思考法を治療院業界のみなさんにも語ってほしいとオファーを受け、BtoBの需要も高まっております。
  
最後に、問題解決は実践によって磨かれるもので、私もまだまだ途上の身ではありますが、既にアフターコロナにおいてもその価値を遺憾なく発揮しております。結局のところ、当社が顧客のためにどんなサービスをより良く提供できるのか、その決断に確信を持ち、迅速に、分かりやすく伝えることができるようになったということだと思います。時代は変わっても、問題解決の思考は変わらずに活用できます。時代の変化と共に、問題や困難が起きても、適応することができる最適な解決法を見出せ、クライアント、スタッフに喜んでもらえる取り組みをすることができると確信しております。