問題解決型思考: “考える力”を考える
誰でも、正しく考えることが出来るのに、それを教わったことはない。考えないで行動するとは、脳が“そう行動しろ”と指示しているだけで、人の言いなりになるか、過去の経験則に従って行動していることが多いため、達成感は低いし、満足度も低い。
自分は考えることが出来る、と言っている人もいる。その人たちに、問いかけてみる。「それは素晴らしいね!でも考える時には、考えの材料がいるのだけど、それはなんやろうね?」と。面白いことに、答えはだいたい決まっている。それは、自分の過去の経験が材料になっていることが多い。
また、ネットで調べたことや、先輩や上司が言ったことなども挙げられるが、それを取捨選択する基準は“主観的”であり、結局は、自分の“限られた経験”にとらわれていることになるんやね。だから、先月のつぶやきでお話した自実ではなく、必要な事実が大事になるねんや。
考えるうえでの材料となる情報を価値あるものとするためには、情報を細分化して考えたり、他の情報との関連性を考えたり、整理、統合して要約してまとめる方法を理解しないとあかんねんな。
これらの考える力を身につけると、見える世界が大きく変わるけど、人を大事にしてお客様や仲間を大事することが自分の軸足にないと、大きな成果が得られないもの特徴かもね~
文責:齋藤顕一
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