時間 | 15時間 |
期間 | 120日 |
演習 | なし |
修了テスト | なし |
言語 | 日本語 |
料金 | 165,000円(税込) |
“問題解決はScienceでありArtである”
マッキンゼー日本の黎明期である1980年代からコンサルタントとして仕事をしてきましたが、この40年で“コンサルティング”は様変わりしました。業界が成長する過程で、コンサルティングは一般化し、仕事の内容は標準化・定型化され、重要課題を発見するのではなくソリューションを提供したりすることが中心になり、コンサルティングに携わる人も増えました。ただ、本来のコンサルティングとは、クライアント企業が業績を高めることができない本質的問題を発見し、それを解決するための施策を立案し、実際に実現を支援することでインパクトのある成果をもたらすものだと思っています。“普通のコンサルタント”が増えた今こそ、本当に、「クライアントのためになる」コンサルタントが増えることが日本企業にとって重要と考え、このプログラムを作成しました。
- 本当のコンサルタントとしてどのように価値を提供すべきかのイメージが持てるようになる
- 企業の本質的問題が発見のためのアプローチが理解できる
- 問題を発見するための基本の能力(情報収集、分析、論理的思考)が身につく
- コンサルタントとしてどのように成長すべきかが意識づけられる
- コンサルタントの肩書で仕事をしているが、今のやり方がベストかがわからない方
- コンサルタントとして活躍しているが、もっと深い提案を行えるようになるため、自分の能力をブラッシュアップしたい方
- 起業/役員として経営に携わっているが、自分の事業のやり方に自信が持てない方
- 経営企画として事業計画立案などに携わっているが、企業の本質的な課題解決提案には取り組めていない方
活躍中のコンサルタント/アナリスト・プランナー/起業家/企業の経営企画勤務/企業の経営者・役員・部長クラス
- 受講期間はお申し込みから120日間です。その間は何度でも講義視聴が可能ですが、期間終了後は視聴ができなくなります
- 資料は重要なページの抜粋が配布資料としてダウンロードできます
- 受講の権利はおひとりとなります。同一のアカウントで複数の方のご受講は禁止となります
1章 | コンサルタントにとっての問題解決とは
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2章 | 企業の課題を正しく理解する
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3章 | コンサルタントに必要な能力~コンサルタントの情報収集~
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4章 | コンサルタントに必要な能力~データを分析する~
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5章 | 問題解決に必要な能力 ~論理的思考~
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6章 | コンサルタントとしての生き方
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- eラーニングだから、PCでもスマホでも。場所を選ばずいつでもどこでも受講できます。
- 元マッキンゼー人材育成指揮官であり、現在もコンサルタントとして活躍する齋藤顕一がメイン講師
- コンサルティングに必須となる能力の集大成
- 講師自身がコンサルタントとして実践している内容であり、受講後実務に活用しやすい
齋藤 顕一 Kenichi Saito
フォアサイト・アンド・カンパニー代表取締役
問題解決力検定協会代表理事
大阪府出身。国際基督教大学卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。人材育成責任者、パートナー、大阪支社副支社長を務め、1996年にフォアサイト・アンド・カンパニーを創業。これまで経営コンサルタントとして企業業績向上に取り組むとともに、問題解決力を強化する研修を数多く手がけ、企業の業績向上に大きな成果を上げてきた。
ビジネス・ブレークスルー(BBT)大学において、2005年4月に大学院経営学研究科教授、2010年4月に経営学部教授に就任。すでに2万人上を指導。2016年の退任後も、問題解決塾、問題解決実学会、ようは会等、後進の問題解決者の指導に余念がない。2017年に一般社団法人問題解決力検定協会を創立。「問題解決力検定試験」を実施し、問題解決力の可視化を図ると同時に、合格者に資格を与えることで問題解決の考え方の伝播に努めている。▷プロフィール詳細はこちら
竹内 さと子 Satoko Takeuchi
フォアサイト・アンド・カンパニー取締役
問題解決力検定理事
ビジネス・ブレークスルー大学専任講師
3章の3「基本の情報源を知る」と、4章「データの分析」を担当いたします。
静岡県出身。神戸大学法学部卒業後、フォアサイト・アンド・カンパニーに入社。齋藤とともに企業の業績向上コンサルティングプロジェクトに多数参画。プロジェクトチームメンバーの能力開発も担当しており、2016年からは、ビジネス・ブレークスルー(BBT)大学において、「チャートで考える技術」として、データを分析し、そこから重要な課題を発見する方法を教えている。▷プロフィール詳細はこちら
通信環境をご準備の上、ご受講ください。
受講にあたっては、下記の環境をご用意ください。
┃OS
Windows:8.1、10
Mac OS: 10.13 以降
iOS: 11以降
Android: 8以降
┃メモリ
2GB以上
┃ユーザー画面 対応ブラウザ
Windows:Internet Explorer11、Microsoft Edge 最新版、Chrome 最新版、Firefox最新版
Mac OS: Microsoft Edge 最新版、Chrome 最新版、Firefox最新版、Safari 最新版
Android: Mobile Chrome 最新版
iPhone/iPad: Mobile Safari 最新版
ソリューションの形があれば売上をあげることはできるが、本当に付加価値をつけるためには、顧客の業績を上げるための活動が必要で、ソリューション型の企業はそれができていない。齋藤先生の、コンサルティングの考え方は、まさにプロフェッショナルサービスとしての在り方だと思います。「研修」ではなく、「実学」にこだわる部分、その軸足がしっかりしていて、一貫しているのが、他のプログラムとの違いだと思います。
質問力で一番学んだのは、深い質問をするということももちろんあるけれども、クライアントに対する姿勢をどう持つのか。という部分でした。日本の下請け文化や、営業として気に入られたいとの想いで、自分がつい迎合してしまっていることに気づき、プロフェッショナルはそれをしてはいけないということに気が付きました。質問はトークスクリプトではなく、その人の考えを聞くことを通じて、対話し、課題に気が付くこともできるということが、質問の真髄だと思います。
大きく3つ考える、という思考の整理法が、コンサルティング活動を行ううえで、とても役になっています。クライアントと課題について討議をしている時、「瞬間的」に、どう考えるべきかを示さなくてはなりません。その時々のテーマに対して答えていかなくてはならないため、既存のフレームに当てはめるだけでは対応できない。演繹的に分解することや、自分でフレームワークを作る能力が、コンサルタントには不可欠だと思います。