1月, 2009 |

Archives: 1月 2009

どのように生きたいか、何をしたいかを考える

新年を迎えるにあたり、今年はどのような生き方をしようとしているのかを、自分に語りかけてみることにしたらどうだろう?
中には、この世界的不況の中で、悪いのを他人のせいにして、亀のように頭を隠してじっと我慢しようと考えている人もいるかもしれない。
世の中のことは誰かに任せて、自分の好き勝手にしようとしている人。
盲目的に他の人がやっていることだけをやっておこうと考えている人。
自分の昨年の行動だけを振り返り、反省し正そうとしている人。
そんな中で、本来の生き方はどうあるべきかと考え、その生き方を試してみようとしている人もいるはずだ。
新年や、年度替りの時や、誕生日のように、新しい始まりの時にやってみるべきことは、 今までの生き方にこだわるのではなく、どのように生きればよいかを考え、それをどのように実行するかを決めることだと思う。

 
【解説】
 
不況だ!大変だ!と騒いで守りに入っても業績はあがらない。
人に頼っていても、自分が実現したいことはかなわない。
 
今の時代のように経済的に大きな問題をかかえ、人を大事にしないことがギスギスした人間関係を生み出し、 自分に自信が持てず、生きがいのある人生だと感じられない時であるからこそ、 自分を見つめなおしてみるのにいい時期なのだ。
 
自分が成しえたいことを整理し、実現するための方法を考え、積極的に行動し、成果を確認し修正を加えて精度の高い考えや行動に進化させる。
まさに個人が成長すると部門が成長し、会社が成長し、社会が成長するのだ。

 
 
この不安な時代の始まりのときこそ、自分の生き方の軸足を決め、人の利益になることを考え、 今までとは違う新しいことに取組んでみることが希望を生み出すのだと思う。
 
文責:斎藤顕一

斎藤顕一語録の著作権はフォアサイト・アンド・カンパニーにあります。
無断転載はご遠慮下さい。