明るさを振りまいて人を喜ばせる
問題解決を志すProblem Solverは素晴らしい。
社会や、企業や、小さな組織や、家庭の問題を解決して人々に笑顔をもたらすことができるからだ。
難点があるとするならば、瞬間的に人の笑顔を引き出すことが難しいところにある。
成果につながるまでにどうしても時間が必要になるからだ。
そのため、問題解決を目指す人こそ、明るく、笑いをもって人と接するべきだ。難しそうな顔をして、難しそうなことだけを言う人よりは、明るく笑いを持ちながら、正しいことを言う人のほうがはるかに魅力的だ。
周りを見渡してみたらいい。明るく前向きに仕事に取組んでいる人はきっと人気者だろう。
そして仕事も出来る人の場合は魅力度はもっと増す。
結局、大変な時代、苦しい時代こそ、人を元気にする笑顔がどうしても必要になる。
問題解決者を目指す人たちこそ、正しく考えることが出来るように精進し続けることはもちろんのこと、今年は多くの人達に“すぐ元気になってもらえる”ように、明るさを振りまいてみることで自分の価値を高めてみたらどうだろう。
問題解決の世界はともすれば、“難しい”とか“温かみが欠けて冷たい”と思われているようだ。
確かにコンサルタントのそばにいて、ほのぼのとした温かみを感じる機会はあんましないかもしれない(笑)。
それはきっと膨大な量の情報やデータを “冷めた目”で観察し、分析して、“人が聞きたくないこと”を平気そうに言うからかもしれない。
それに、いつも考え続けなければならないから、自ずと“気難しい顔”をしているからなんでしょう。
でも実際の仕事の場面ではどのような人が、人気者なのだろう?
気難しく賢いことを言う人よりも、いつも明るく“みんなを元気にする”人たちに決まっている。
問題解決を目指す人にとっては、人に大きな影響を与えることが大事なわけだから、今年から明るく振舞ってみることも、重要な取組みにしたらどうだろう。
挨拶をしっかりとする、声に張りをつけ元気さを滲ませる、落ち込まないで前向きになる、自分から仕事を買ってでる、人を笑わせる、そしていつも人に感謝する。
これらを実行するだけで周りは明るくなるはずだ!
もちろん、これらが出来るのは“人を大事にしようとする心”があるからなので、それをまず自分の軸足としてしっかりと持つことやね~。
文責:斎藤顕一
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