こちらは通常の問題解決塾とは異なるプログラム・運営となります
全60時間(懇親会含む)、対話形式で、しっかりと問題解決に必要な考え方を学びます。
学びながら、個人のテーマでの演習も行い、単に問題解決力を理解するだけではなく実践までをサポートします。
普段の業務の取り組み方、アウトプットなどが大きく変化していきます。
受講料 | 770,000円(税込), 銀行振込 |
定員 | 20名(最小催行人数15名) |
会場 | 未定 |
企業が成長し、売上を伸ばすためには、“売上向上における阻害要因”を見極め、それを取り除く必要があります。本講義では、最初から単なる改善策や解決策を考えるのではなく、業績向上を阻む本質的な問題を特定し、そこから企業の実情にあった最適の解決法へ導くための考え方を徹底的に鍛えます。
本質的問題の発見
売上が伸び悩む原因は、表面的な問題ではなく、より深い“本質的問題”にあります。誤った課題理解で、どれだけ施策を打っても成果は生まれません。問題発見に必要となる情報やデータを特定化し、それらを収集・整理・分析し、企業の成長を阻む要因を論理的に導き出す力を養います。
問題解決に必要な考え方
- 問題解決のアプローチがなぜ求められているのか
- 経営・組織運営における「本質的な問題」の見極め方
- 企業の重要課題を発見するためのアプローチの理解
情報の収集と分析
- リサーチワークの重要性
- 問題解決に必要な情報を収集する方法
- 課題や顧客の理解に欠かせない「質問力」と「討議力」の強化
- 論理的に情報を整理し、なにが起こっているのかを正しく理解するための「チャートで考える技術」
論理的思考
- ロジカルシンキングの全体像を理解する
- MECEや帰納法・演繹法を学び説得力を高める
- 実務で使えるフレームワークの活用法
- 伝わる提案・プレゼン資料を作成する「ピラミッド構成法とストーリーライティング」の方法
問題解決の施策立案と実践
成長を阻害する要因を見極めることが出来ると、その裏返しが解決の方向性になります。本講義では、戦略的思考を深めるとともに、人を巻込むことで組織を動かし成果につなげる実践力を鍛えます。
戦略立案に必要な考え方
- 企業のバリューチェーンを理解し、どこに問題があるのかを見極める
- 市場分析を通じて、対象とする顧客と市場機会を明確にする
- 企業変革の成功事例を基に、事業の成長戦略や立て直しのポイントを学ぶ
人を巻き込むための考え方
- フォロワーのいるリーダーの作り方
- プロジェクトチームマネージメント
- 問題解決者としての生き方とは
- 学びを実務に生かし、継続するための方法
個人演習(個別フィードバック)
講義の個人課題
実務に直結する「考え抜く力」を養う
本講義では、単なる座学ではなく、「実際に考え、実践する力」を鍛える個別課題を行います。各課題は、実務に即したケースをもとに「問題発見」から「戦略立案・実行」まで一連の流れを考え抜く構成となっています。すべての課題に対し、講師が個別にフィードバックを行い、実践的な視点を養える環境を整えています。
課題①
「ロジックの課題」
顧客からのクレームを分析する
本課題では、宅配業におけるクレームのケースを題材に、細かい情報を論理的に整理し、問題の根本原因を明らかにしていきます。
- 細かいクレームを論理的に整理する
- 解決策をロジックに基づいて提案する
個別フィードバックを通じて、情報を整理する力を磨きます。
課題②
「データ分析の課題」
拠点分析を通じデータを分析する力を高める
データをどのように整理・加工して分析するかは非常に重要です。本課題では、複数の拠点を持つ企業の架空データを分析し、業績の良くない拠点について課題がどこにあるのかを特定し、解決策を導くプロセスを実践します。
- データを用いた拠点のパフォーマンス評価
- 見せるためではなく、分析するためにチャートを作成することを学ぶ
- 「何が問題なのか?」を明確にする視点を養う
実際に数字を加工してデータを分析・チャートを作成し、実務に生かせるレベルに引き上げます。
課題③
「自分の会社を取り巻く環境の分析」
実際に情報を収集・分析し、外部環境を理解する
企業が成長するためには、自社の現状だけでなく、「外部環境の変化」を正しく理解することが不可欠です。本課題では、自社を取り巻く市場・業界・競争環境を分析し、将来の事業機会を洞察するトレーニングを行います。
- 実際の市場データを自分で収集し、分析・チャート化
- ただの情報収集ではなく、問題解決のために必要な情報を効率よく集める方法を学ぶ
- 日々の業務に活かせる視点を養う
「今の市場でどのように戦うべきか?」を考え、実務にも応用できるスキルを養います。
課題④
「自社の課題を踏まえた機会についてまとめる」
課題の深堀と成長機会の探索
最終課題では、これまでの学びを活かし、自社の課題を整理・理解したうえで、成長できる機会とはどこにあるのかを自分で見つけていきます。
- 自社の課題をロジカルに整理し、本質的課題を発見する
- 課題を踏まえ、今後の成長領域はどこにあるのかを発見する
- 読み手を意識したチャートの書き方を学ぶ
この課題は、まさに「実務に直結する問題解決の集大成」です。講師からのフィードバックを通じて、実務に役立つ視点や、プレゼンテーションスキルを高めることができます。
人数限定特別課題
「質問力と討議力」
実務で使えるインタビュースキルを磨く
「質問の質」は、問題解決のクオリティを大きく左右します。本課題では、実際に顧客や社内の関係者にインタビューを行い、それらの書き起こしをもとに添削を行うことで、正しい質問の仕方を学びます。
- インタビューがなぜ重要なのかを理解する
- 相手も気づいていなかった課題を掘り起こす質問スキルを身に着ける
- 書き起こしをもとに講師がフィードバックを行い、質問の癖や改善点を明確化
営業・マネジメント・組織開発など、あらゆるビジネスシーンで役立つ「質問力と討議力」を向上させます。
これらの実践的なアプローチこそが、本講義の大きな価値の一つです。「考え抜く力」を鍛え、自社の成長に直結する能力を身につけませんか?
問題解決塾九州事務局・株式会社 UNA FORESTA事務局紹介
問題解決塾九州事務局は、問題解決塾の理念と学びを九州地域に根付かせ、実践的な問題解決能力を育むための拠点です。講座運営や受講生サポートを通じて、学びを深め、実務への応用を支援しています。
当事務局は株式会社 UNA FORESTAが運営し、地域企業やリーダーと連携しながら、実践的な学びの機会を創出しています。アジアのゲートウェイである九州・福岡を拠点に、人材開発と経営コンサルティングを行い、人の持つ無限の可能性を信じ、それを解き放ち、育むことを使命としています。
社名は「一つの森」を意味し、人が集い、成長し、やがて人財の森となることを願っています。その森は多様性に富み、さらに大きく広がり、地域社会の成長と発展を支える人材の宝庫となることを目指します。
また、私たちは、単なるスキルの習得ではなく、「自らが如何にあるべきか」を問い続ける人材の育成を重視し、変化の時代を生き抜く力を磨きます。企業や組織の成長を支えるため、リーダーシップ開発、組織変革、問題解決スキル向上のプログラムを提供し、知識の提供にとどまらず、実践的な学びを通じて未来を切り拓くリーダーを育成します。
代表取締役 隈本直樹
スケジュール:第19期(九州特別開催版)
回 | 日程 | 時間 | 講義内容 | 講師 | 演習課題 |
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1 | 4/23(水) | 10:30-17:30 | ・キックオフ、問題解決の考え方 ・脳のコントロール ・17時30以降懇親会(希望者のみ) |
齋藤 | |
2 | 5/7(水) | ・ロジック全体像の理解とフレームワークで考え整理する ・チャートで考える技術 |
竹内 | ・課題①ロジックの課題(宅配のクレームのケース) 提出5/15 ・課題②データ分析の課題(拠点分析のケース) 提出5/30 |
|
3 | 5/21(水) | ・企業の課題を理解する ・リサーチワークの進め方, 情報収集法 |
齋藤/大室 | ||
4 | 6/11(水) | ・ロジックの全体像とフレームワーク ・課題①②フィードバック ・順序と帰納法の考え方 |
竹内 | ・課題③自分の会社を取り巻く環境についてまとめてみる 提出6/25 |
|
5 | 6/25(水) | ・対象市場の特定化とセグメンテーション ・VCとインフラの問題点を理解する |
齋藤 | ||
6 | 7/9(水) | ・課題③自分の会社を取り巻く環境についてのフィードバック ・質問力と討議力 |
齋藤 | ・【人数限定課題】質問力の課題 提出7/25 ・課題④自分の会社の課題をふまえた機会についてまとめてみる 提出 8/5 |
|
7 | 7/23(水) | ・帰納法のグループワーク ・MECEをマスターする ・ストーリーラインの構築 |
竹内 | ||
8 | 8/6(水) | ・人の問題の理解と人から何をどう学ぶのか ・演繹的な考え方に慣れてみる ・【人数限定課題】質問力の課題フィードバック |
齋藤 | ||
9 | 8/20(水) | ・意思決定力を磨く ・企業変革に必要なこと ・課題④自分の会社の課題を踏まえた機会のフィードバック |
齋藤 | ||
10 | 9/3(水) | ・リーダーシップ ・学びの継続 ・修了式 ・17時30以降懇親会(希望者のみ) |
齋藤 |
※講義のほか、適宜演習を提出していただきます。演習には個別でフィードバックを行います。
※スケジュールには含まれておりませんが、ITに関する講義が追加される可能性があります。詳細が決まり次第、ご案内いたします。
- eラーニングは受講期間が1年と長く、豊富な演習もあります。ご自身でペースを作って、着実に学んでいける方にはeラーニングがおすすめです
- 問題解決塾は、リアルな場(またはWEB参加)において、講師への質問や、参加者同士の討議が行えます。また、個人課題でご自身のテーマに取組み、それについてフィードバックを得られることも効果を高めます。学ぶ仲間が欲しい方、その場その場で質問しながら学んでいきたい方、ご自身が取り組みたい課題がある方にお勧めです
- 宿題は任意課題ですので、ご提出いただかなくても構いません
- 公開できない情報が含まれる場合は、講師のみがフィードバックすることも可能です
齋藤 顕一 Kenichi Saito
フォアサイト・アンド・カンパニー代表取締役
問題解決力検定協会代表理事
大阪府出身。国際基督教大学卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。人材育成責任者、パートナー、大阪支社副支社長を務め、1996年にフォアサイト・アンド・カンパニーを創業。これまで経営コンサルタントとして企業業績向上に取り組むとともに、問題解決力を強化する研修を数多く手がけ、企業の業績向上に大きな成果を上げてきた。
ビジネス・ブレークスルー(BBT)大学において、2005年4月に大学院経営学研究科教授、2010年4月に経営学部教授に就任。すでに2万人上を指導。2016年の退任後も、問題解決塾、問題解決実学会、ようは会等、後進の問題解決者の指導に余念がない。2017年に一般社団法人問題解決力検定協会を創立。「問題解決力検定試験」を実施し、問題解決力の可視化を図ると同時に、合格者に資格を与えることで問題解決の考え方の伝播に努めている。▷プロフィール詳細はこちら
竹内 さと子 Satoko Takeuchi
静岡県出身。神戸大学法学部卒業後、フォアサイト・アンド・カンパニーに入社。齋藤とともに企業の業績向上コンサルティングプロジェクトに多数参画。プロジェクトチームメンバーの能力開発も担当しており、2016年からは、ビジネス・ブレークスルー(BBT)大学において、「チャートで考える技術」として、データを分析し、そこから重要な課題を発見する方法を教えている。▷プロフィール詳細はこちら
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